2027年末蛍光灯の製造・輸出入が終了
知っていますか?
工場・倉庫の照明、
まだ蛍光灯のままですか?
「水銀に関する水俣条約」の国際決定に基づき、一般照明用の蛍光ランプは2027年末までに製造・輸出入が段階的に終了します(経済産業省・環境省が公表している国の規制情報です)。
生産ラインや倉庫の照明を蛍光灯のまま使っている現場にとって、決して他人事ではありません。
何が起きるのか
規制のスケジュール
2026年〜
直管形・コンパクト形など、一部の蛍光灯から段階的に製造終了が始まります。
2027年12月末
一般照明用蛍光灯の製造・輸出入が全面的に終了します。
終了後
蛍光灯の使用自体は引き続き可能です。ただし交換用ランプの流通在庫は徐々に減り、入手が難しくなっていくと見込まれています。
主要メーカーの状況
各社の蛍光灯生産終了、実際どうなっている?
2026年9月時点で公表されている情報を整理すると、以下の通りです。
| メーカー | 状況 | 生産終了時期 |
|---|---|---|
| パナソニック | 現在も生産中 | 2027年9月末 |
| 東芝ライテック | 現在も生産中 | 2027年9月末 |
| ホタルクス(旧NEC) | 現在も生産中 | 2027年12月 |
| 三菱電機照明 | 既に生産終了済み | 2021年3月までに終了 |
| 日立GLS | 既に生産終了済み | 2020年3月(販売終了) |
| アイリスオーヤマ | 蛍光灯メーカーではない | LED専業として展開 |
各社の公式発表・報道をもとに作成。最新情報は各メーカーの公式サイトでご確認ください。
工場・倉庫への影響
特に影響を受けやすいポイント
高天井照明や水銀灯タイプは、もともと代替品の選択肢が少なく、在庫が減った際の影響を受けやすい設備です。
生産ラインを止めて交換作業をする時間の確保が必要になるため、壊れてから慌てて対応すると、部材調達や工期の面で生産停止が長引くリスクがあります。
セルフチェック
こんな工場・倉庫はありませんか?
✓高天井の蛍光灯・水銀灯が古く、切れても自分たちでは交換できない
✓照明が暗い場所があり、作業員の安全面が気になる
✓今、工場・倉庫にどんな蛍光灯がどれだけあるか、正確に把握できていない
✓生産ラインを止めずに照明を交換できるか分からない
✓高天井照明のLED化を検討したことがない
✓蛍光灯が切れた時、交換部品の入手にいつも時間がかかる
今のうちにできること
慌てないための3つのステップ
今ある蛍光灯・照明器具を把握するどこに、どんな種類の蛍光灯がいくつあるか、まず現状を棚卸しします。
優先度の高い照明から検討する高天井照明や水銀灯など、特に代替品が手に入りにくいものを優先的に見直します。
稼働への影響を抑えたスケジュールを立てる生産ラインを止めない範囲、夜間・休日など、現場に合わせた交換時期を計画します。
交換方法を選ぶ
自分で交換する? プロに任せる?
蛍光灯の種類によって、選び方が変わります。
直管蛍光灯(40形など)の場合
天井が高くなく、器具に手が届く直管タイプなら、グロー式そのまま使えるLED直管ランプに自分で交換できる場合があります。
パナソニック
東芝ライテック
ホタルクス(NEC)
アイリスオーヤマ
オーム電機
⚠ 蛍光灯とLEDでは工事の要・不要が器具によって異なります。「工事不要」表示の製品でも、器具のタイプ(グロー式/ラピッドスタート式/Hf式)が合わないと発熱・発火の原因になることがあります。購入前に必ずご自宅・現場の器具の形式をご確認ください。作業は電源を切ったうえで、無理のない範囲で行ってください。
高天井照明・水銀灯・大量交換の場合
以下のようなケースは、電気工事士による対応が前提となります。すぐプロにご相談ください。
- 高天井(水銀灯タイプなど)で、脚立や高所作業車が必要
- 器具ごと交換が必要な水銀灯・HIDランプ
- 工場・倉庫全体など、まとめての交換を検討している
- 配線や安定器の状態も含めて確認してほしい
- 生産ラインを止めずに施工してほしい
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